新しい古いカメラ

ライカを購入しました。
Leica M8.2です。

なんで「カメラを買いました。」ではなく「ライカを購入しました。」なんでしょう。
私にも良く分かりませんが、そう書きたくなりました。

どんなカメラかっていうと、ちょっと古いデジタルカメラです。
2006年に発売されたライカM8の改良版として2008年に発売されたのがM8.2。
不評だったシャッター音が小さくなったり、色々改良が加えられているそうです。

このブログ、ちょっと長くなるので興味のない方とかプロの方は適当にスルーしてくださいね。。。。

まあ、なぜ12年前のデジカメを今更買うのかってことですよね。

カッコいいと思いません?このカメラ。

普段使っているカメラはiPhoneとリコーのGXR(←マニアック!)なんですけど、
ホント興味ない方スルーしてください。

GXRって、本体は液晶モニターと操作盤とシャッターがあるくらいで、それに個別にレンズユニット(レンズとセンサーが一体化されたユニット)を装着するという、ヘンなカメラなんですよ。
参考サイト→http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gxr/
このカメラが好きで、28㎜と50㎜のユニットを持っていたんですけど、好きすぎて最後に「GXR MOUNT A12」という、ライカのM型レンズを自由に装着できるセンサーユニットに手を出してしまいました。(これがまずかった。。。)

この時購入したレンズが比較的安価な日本製コシナのフォクトレンダー40㎜F1.4。
背景がボケる写真にあこがれてF1.4の明るいレンズを購入したんですけど、マニュアルなんですよね。
なので、液晶モニターをのぞき込んで手動でピントを合わせるんですけど、なんかね。。。。ちょっとダイレクト感がないというか、ピシッとピントが合ってる自信が持てないんですよね。
後付けのビューファインダーも買ってみたんですけど、、、正直いまいち。
それでも使うようにはしていたんですけど、だんだんと疎遠になってしまったという訳ですね。。。
でも、このレンズ ポテンシャルは高いはずなんだよな~~~、と思いながら月日は流れて行きました。

前段が長い。

で、ですね。
普段、竣工写真を自分で撮るときはCanonの1眼レフを使っていて、ファインダーを覗いて被写体を確認してパシャリと撮るんですが、だんだんとそのファインダーを覗いて写真を撮るという行為がとても正しいというか、そうしないとダメな体になってきてしまったんです。。。
そのうち「レンジファインダー」という単語を覚えてしまいまして、使ってみたい!使ってみたい!という熱が!

そうこうしているうちに、Canonのローンがめでたく終了しました!(キラリ☆)
元々狙っていたのは、ライカM-P(Typ240)シルバークローム。
ライカの赤いマークもなく、本体のてっぺんに筆記体でLeicaの刻印がされている渋い奴だったんです。
でもやっぱり高いし、ライカ貯金を1年くらい続けているうちに中古市場に変動が起こりまして、探してもあんまり出てこなくなっちゃった。これは困ったなあと思っているうちに、この動画を見てしまったのであります。

絶対シルバークロームがいいと思っていたのにこれ見たら、ブラックペイントへ急速に傾倒してしまいました。
使っていくうちに角がこすれて、地の真鍮が出てくるんですよ。(もう、たまらん!)

M8.2はまだフルサイズじゃないんです。でもいいんです。
40㎜のレンズ付けても53㎜くらいになります。でもいいんです。

正月マップカメラでポチリまして、あいつがやってきました。
箱も説明書もストラップもありません。入っていたのは本体とバッテリーと充電器のみ。
説明書はライカのサイトからダウンロードしました。

早速少し充電してSDカード突っ込んで撮ってみました。
シャッター音は、カッシーッって感じ。でも映らない。
あれ?何度シャッター押しても映らない。真っ黒な画面???
なんでだろ?これ壊れてる?

初めての撮影は数枚の真っ黒な写真。
レンズキャップ外すの忘れてました・・・・(笑)

つづくーーー!(続くのか)

(お)