新築

ノースフェイスハウス

2025年

所在地北海道札幌市

用 途住宅

構 造木造2階建

敷 地278.99㎡

規 模139.09㎡

敷地は北向きの整形地のため、日当たりを重視するいつものセオリー通りの設計にすると、建物は前面道路側へ寄せて配置することになる。
ところが、前面道路側を解放して建物を敷地奥へセットバックさせるというのが施主の第一希望だった。

施主の想い描くイメージとしては、たくさんの友人たちが集まる家になるため、車の停めやすさや、広いバーベキュースペースの確保、そして子供達に目が行き届きやすくする事がまず第一優先のようだ。

しかしながら、せっかくの日当たりのいい広い土地を与えられているので、私達としては不利な配置条件とはいえ陽の光を採り入れたい。
上下階をつなぐ階段室を少し広めの吹き抜けにして、南に配置する。2階からの採り入れた陽の光は柔らかく下の階へ降りそぞぐとともに、壁面に猫棚を散りばめて、暖かい猫のたまり場となる。