大きな家のリフォーム。
既存住宅が２×４工法で建てられているため、基本的に壁を解体することは出来ない。
そのため間仕切りを大きく変更することは出来ないので、キッチンの位置を移動させたり、階段をスッキリデザインし直したり、逆に間仕切りを増やして個室を3部屋から4部屋へ増やすなど、家全体に手をかけることとなった。

元々のキッチンがリビングから離れており見通しがきかない事が使い勝手上の問題となっていたので、キッチンをダイニング側へ移動（スライド）させ、ダイニングが大きなリビング側へスライドしてリビングダイニングへ変更した。

個性的な造作キッチンは、当時放映されていた某テレビドラマのセットをモチーフにし、庭に面した広々としたキッチンへと姿を変えた。

洗面室を経由して、吹抜けのある玄関ホールとキッチンが裏動線でつなげて、家事動線の効率化をはかっている。