新築

すらいどハウス

2022年

所在地北海道札幌市北区

用 途住宅

構 造木造2階建(在来工法)

敷 地141.22㎡

規 模118.53㎡

クライアントさんからの要望聞き取り作業は毎回とても楽しい時間です。
それは、これから一緒に進めて行く家づくりのスタートを切る、とてもとても大切な作業であり、新しい敷地、新しいクライアントさん、そしてその方たちのお住まいにお邪魔し、家財道具の数々見せていただきながらいつもワクワクしてしまいます。

とは言え、今回に限ってはクライアントさんの口から「家の中にすべり台を作ってほしい」という言葉が発せられた時には一瞬耳を疑いました。。。すべり台。。。

インスタの事例を見せていただきながら、「なるほど」と思ったものの、案の定プランは進みません。

住宅の間取りを検討する上で「階段」の位置と形状はその間取り決めてしまうほど重要な要素なのです。階段の位置が少し変わるだけで間取りは劇的に変化していくのが常なのです。
そして、その上下階を移動する手段が一つ増えるという事は、同時に2階の廊下の位置や長さにも関わって来て、プランニングを非常に難しいものにさせることに気づきました。これは手ごわい。。。
ご予算から逆算しても大きな家が作れない事は良く分かっているんです。それに加え「すべり台」です。プランは遅々として進みませんでした。。。