Net Exhibition “BOOK HOUSE”
2005.10.03 / 物件見学A

m+oから送った物件資料の中にあまり響くものがなかったらしく、クライアントが自ら探してきた中古マンションを見学することになった。
実はこれが今回計画することに決まったPマンション。
前回同様現地で待ち合わせすることになった。

さて、どんな物件かな・・・。
建築家1のコメント
決め手はバルコニー方向にお寺の境内があること。
恐らくこの先高層の建物はできないだろう、という見晴らしの良さだった。
そして主要室の窓位置もそちらに向いている。
「これは広々とワンルームが作れるね。」と、みんなで確認しあった。
『ほら、やっぱり今までのよりいい物件が見つかった』
決まり!
建築家2のコメント
ここはイイ。場所も良いし眺望も抜群。はっきり言ってこの部屋なら自分もほしい。
「いいなあ・・・」「ここに決めましょう!」
クライアント1のコメント
参加していないので、コメントなし。
クライアント2のコメント
不動産は縁だとか出会いだとかいうけれど、本当にそうだなと思う。

「ちょっと見たい本があるんだよねー」。

10月2日の日曜日。家計画が完全に停滞してしまった感のある中で、それでも参考になる本や情報収集は欠かさない夫に従い宮の森のイエイエパークへ。夫が目当ての本を探している間、何気なく中古マンションのフォルダをぱらぱら。。。ん?これ、いいんじゃない?

中央区で地下鉄駅のすぐそばで、広さも申し分ない。お値段は予算よりオーバーだけど、端から無理という額ではない。

「ねえ、これ今から見られるかな?」。いい物件だけに、来週にはなくなっちゃうかも。

受け付けに問い合わせたところOKの返事。2時間後に現地で待ち合わせて、部屋を見せてもらう。

二人とも、ひと目で気に入った。眺めがよくて、都会に住んでいても、マンションでも、自然を感じながら暮らせそう。天井も高くて、古いマンションにありがちな圧迫感も少ない。エントランスは狭いけれど、オートロックで共有部分もきれい。あとは壁が抜けるかだけど。。。

すでに購入に前向きな方がいるという不動産屋の話に(今思えば売らんかなの方便ですよね)、慌ててm+oに連絡し、急で申し訳ないけど翌3日にいっしょに見てもらう。二人とも、太鼓判を押してくれた。ついに、私たちのお家となるハコが見つかった。
▲リビング
リビングはあまり広い感じはしないが、リビングの右側に和室がつながっていて、間仕切りを撤去すればゆったりした広いスペースを作れる。
左側の壁も撤去して住戸全体をワンルームにしようという計画だったが・・・。(後日衝撃の事実が発覚する。)
▲バルコニーからの眺望
このPマンションの良いところは、とにかく眺望が良いところです。
前面にお寺の境内があって、そこの庭を借景に開放的な景色が広がります。山も見えます。この部屋は8階です。