レンズをクリーニングする

そういえば最近事務所のオーディオの状態がすごく良くて、いろんなCDを引っ張り出しては聞き比べています。

あるオーディオマニアの方から譲り受けたアンプとスピーカーを使っているのですが、CDプレーヤーは安物なんです。
それでもアンプとスピーカーがいいのですごく気に入っていたんですけど、近年こんな音だったっけなあ・・・・、前はもっといい音してたのになあ・・・。なんて感じるくらい物足りない音になっていました。。。そして、こっそりCDプレーヤーを買い替えるべくいろんなサイトで物色していたのであります。

そんなある日。いつも通り音楽を聴いていると突然CDの音が飛んだのであります。
ん?
なんか変だなあとは思っていたけど、音が飛ぶとはね。。。
やっぱり買い替えかなあ。。。

そういえばこのプレーヤーもう何年使ってるんだろうかな?
レンズってクリーニングしたことなかったよなーーー。
結構汚れてるかもね・・・。

という事で、なぜか持っていたレンズクリーナーでプレーヤーのレンズをクリーニングしてみたところ!!!
めっちゃいい音になったんですよ!!!!
(この!マークの多さでお察しください!!!)
音がきれいに澄んで、聴き取れなかった音が聴こえる!!!
それはもう衝撃的な音の変わりっぷりで、今までどんだけ悪い音で聴いてたんだってことですよね。
それが悔しくて今度はいろんなCD引っ張り出して聴きまくっている毎日なのであります。

そして、いい音になるとやっぱり久々にクラッシックが聴きたくなるんですね人間って。
しかも交響曲が聴きたい!(私の場合、冬になるとこの傾向が強くなります。)

やっぱりブラームスがよくて、特に交響曲の2番と4番が好きなんですけど、
4番だとカルロス・クライバー/ウィーンフィルの物(写真左)がいままで定番として気に入っていたんですけど、最近はチェリビダッケの4番(写真右)もすごく良いです。(もしかしたら1番いいかも?)
1986年ミュンヘン・フィルハーモニーによる東京でのライブ録音なんですけど、とにかくすごいです。
何がすごいって、まずテンポがめっちゃ遅い、、、(チェリビダッケ特有)。
ところどころ指揮者の唸り声みたいのが聴こえてくる(これホントはやっちゃいけない事らしいです)。
そして、第4楽章が凄まじいい。。。(壮絶です。)
のちにミュンヘンフィルの楽団員自身がブラームス交響曲第4番の最高の演奏は、86年東京ライブだと証言しているくらいです。

まあ、夜残業してるときにしか大音量で聴けないんですが、下階にいる中山さんにはさぞかし迷惑なことだと思います。でもCDが回り始めたら私にはもうどうすることもできませんので、悪しからず。。。。

(お)